こんにちは! うまかめし(@umakameshi)です。
今回は、週刊タウン情報誌「ライフさせぼ」についてご紹介します。
この記事を執筆するきっかけとなったのは、2024年4月26日に発刊されるvol.2243号が、最後の記事となることでした。
週刊タウン情報誌「ライフさせぼ」と共に歩んだ佐世保市の日々が、ある一つの節目を迎えます。
昭和52年12月(1977年)に創刊されてから47年間、市民の生活を彩り、佐世保の魂を紡ぎ続けたこの情報紙が終刊を迎えることとなりました。
私たちの日常にそっと寄り添い、地域の様々な情報を伝えてきた「ライフさせぼ」
その手触りと、ページをめくるたびに広がる馴染み深い匂いは、遠くにいても佐世保の温もりを感じさせてくれました。
仕事で佐世保を離れていた時も、友人が送ってくれた「ライフさせぼ」の記事を読むことで、ふとした瞬間に佐世保のの思いが募りました。
終刊のニュースは、まさに時代の変化がもたらしたもの。インターネットやSNSの台頭により、情報の伝え方が大きく変わりました。
しかし、そのすべてが「ライフさせぼ」が持つ独特の価値を置き換えることはできません。
この記事を通して、佐世保市内外で生活する人々に、終刊の知らせと共に、この情報紙が果たしてきた役割と魅力、そして佐世保に対する深い愛情を伝えたいと思います。
そして、長年にわたり地域に根付いた情報誌の作成に携わってきたすべてのスタッフの方々に、感謝の気持ちを込めて、47年間 本当にありがとうございました。
終刊記事 vol.2243(2024.4.26)
ライフさせぼde語ろう
This is Sasebo.
佐世保( 雑学 ・ 弁 ・ ソウルフード ・ 通り名 )
地域に根差した情報の宝庫
1977年、小川照郷取締役会長によって創業された「ライフさせぼ」は、約65,000部の発行部数を誇り、市内各地のスーパーやコンビニで無料配布されてきました。
佐世保市の日々の暮らしに溶け込む形で、市民に親しまれ続けたのです。この情報紙は、地域に根差したコンテンツで特に知られていました。
1面では、市民が知っていそうで意外と知らない地元の話題を取り上げ、2面以降では地域で活躍する人々やイベント、歴史などを紹介してきました。
7面の「みんなの広場」は、読者同士の交流の場としても機能し、地域コミュニティの結びつきを強化してきたのです。
時代の変遷とともに
しかし、インターネットの台頭やライフスタイルの変化といった時代の流れは、ローカル情報紙の役割にも変化をもたらしました。
「ライフさせぼ」もこれらの変化を踏まえ、2024年に入って終刊を決めたのです。
小川取締役会長は、「街と共に成長してきた媒体としての役目は、十分果たせたと思う。ここまでお付き合いくださった読者とクライアントに感謝の思いでいっぱい」と語っています。
佐世保の記憶として
「ライフさせぼ」の終刊は、ただの情報源の喪失以上の意味を持ちます。
これは、佐世保市民が共有してきた記憶や経験、地域の魅力を伝える貴重な手段の一つを失うことを意味しています。
しかし、この長い間にわたる貢献は、市民の心に深く刻まれ、今後も語り継がれていくでしょう。
佐世保の日々を彩り、地域の魅力を伝え続けた「ライフさせぼ」への感謝の気持ちを込めて、その歴史を振り返りました。
読者の一人として、この情報紙が果たしてきた役割を讃え、その終刊を惜しみます。
佐世保の日常に新たなページが加わる今、私たちは「ライフさせぼ」が築き上げた地域社会の絆を大切にしていきたいと思います。
読者の一人として、” 長い間、ほんとうにありがとうございました。 “
最後までご覧いただき、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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