福井県知事・杉本達治氏の経歴は?東大卒のエリート官僚の転落とその真相

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福井県の杉本達治(すぎもと たつじ)知事が、

県職員へのセクハラ通報を受けて責任を取り、辞職する意向を表明しました。

2025年11月25日の臨時会見で、自ら不適切なメッセージの送信を認め、

「相手を深く傷つけた」「極めて重く責任を感じている」と謝罪し、

年明け以降に予定される調査結果の公表を待たずに、辞職を決断したと説明しています。

杉本氏は旧自治省(現・総務省)に入省したエリート官僚出身であり、

福井県総務部長、副知事を経て2019年に知事へ初当選し、2023年には再選を果たしました。

在任中には、

日本総合研究所の「全47都道府県幸福度ランキング」で福井県が6回連続1位となる時期をリードし、

2024年の北陸新幹線県内延伸に向けた準備も進めるなど、

「幸福度日本一ふくい」を掲げた県政運営で注目を集めてきました。

Point

・学生から官僚時代
・政治家としての歩み
・家族に関する情報
・辞職に至るまでの主要な出来事

を時系列で整理しました。

ぜひ最後までお読みいただき、この記事が皆様にとって価値ある情報となれば幸いです。

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目次

杉本達治氏のプロフィール

項目内容
名前杉本 達治(すぎもと たつじ)
生年月日1962年7月31日(63歳・2025年11月時点)
出身地岐阜県中津川市
家系祖父が福井県旧西谷村(現・大野市)出身
出身高校岐阜県立多治見北高等学校(偏差値約69の進学校)
最終学歴東京大学法学部卒業(1986年3月)
前職旧自治省・総務省キャリア官僚、福井県副知事など
知事在任第19・20代福井県知事(2019年4月23日〜2025年辞職表明)
所属無所属(与党系の支援を受けて知事選に出馬)
趣味ウオーキング、パンづくり
座右の銘「人に処すること藹然(あいぜん)」=人に対して和やかで温かい態度で接する姿勢を重んじる言葉

出生地は岐阜県ですが、

祖父が福井県大野市(旧西谷村)出身であり、ルーツは福井県にも強くつながっています。

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杉本達治氏の学歴は?

小学校

岐阜県中津川市内の学校に通っていたと思われます。

中津川市周辺は、自然環境が豊かで地域コミュニティのつながりが強いエリアとして知られています。

小学生の段階から、地域行事や学校外の活動を通じて、多世代との交流に触れる機会が多かったと推測されます。

中学校

岐阜県中津川市内の学校に通っていたと思われます。

中学期に磨かれた基礎学力と継続力が、その後の進学と官僚としてのキャリアにつながっていったと思われます。

高校

岐阜県立多治見北高等学校

この学校は偏差値約69とされ、東大・京大など難関大学への進学者を多数輩出する進学校です。

項目内容
高校名岐阜県立多治見北高等学校
所在地岐阜県多治見市
偏差値約69(大学進学指導に強い県立トップクラス校)
主な進学先東京大学、京都大学、一橋大学など難関大学(卒業生リストから推測)

在校生向けの講演では、「スタートは多治見北高」と題して、

自身の進路選択や官僚としての経験を語り、高校時代に培った基礎学力と挑戦する姿勢がキャリアの土台になったと強調しています。

大学

東京大学法学部

1986年3月に卒業し、同年4月に旧自治省へ入省しています。

学部:東京大学 法学部(1986年3月卒)

専攻分野:憲法・行政法など公法領域を中心とするカリキュラム

卒業後進路:旧自治省(現・総務省)採用

東京大学法学部から旧自治省への入省は、

地方行政や財政を担う中枢官庁のエリートコースに位置付けられます。

ここでの専門知識と人脈が、その後の地方行政や知事としての政策形成に大きな影響を与えたと評価できます。

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杉本達治氏の政界入り前の経歴

杉本氏のキャリアの大半は、政治家ではなく官僚として積み上げたものです。

ここでは、政界入り前の主な職歴をお届けします。

自治省・総務省でのキャリア

東京大学法学部を卒業した1986年4月、杉本氏は旧自治省に採用されました。

財政局財政課を皮切りに、地方財政や税制を扱う部署を多く経験しています。

・1986年4月 自治省財政局財政課

・その後
 長野県総務部地方課、自治省大臣官房総務課、税務局市町村税課、企画課などを歴任

・1993年 徳島市財政部長兼理事として地方自治体側の財政運営を担当

・国土庁、山形県の商工・文化・財政部門の課長を務めた経験もあり、地方側と中央側の両方を知る人材へ成長

こうしたポストを通じて、

地方財政、過疎対策、文化振興など幅広い分野の実務を経験した点が、後の「地方創生」「幸福度日本一」を掲げる県政につながったと考えられます。

福井県総務部長〜副知事へ

2004年(平成16年)7月には福井県総務部長に就任し、ここから福井県との関わりが本格化します。

・2004年7月 福井県総務部長就任

・2007年7月 内閣参事官(内閣官房副長官補付)として安全保障・危機管理分野にも関与

・2010年7月 総務省自治税務局市町村税課長

・2013年7月 福井県副知事に就任

福井県庁の中枢ポストを経験しつつ、

再び総務省へ戻るという往復人事を重ねたことで、

国と県の橋渡し役としての位置づけが一層明確になりました。

総務省消防庁国民保護・防災部長〜公務員部長

2016年6月には総務省消防庁国民保護・防災部長に就任

災害対策や国民保護に関わる責任者として、全国的な防災政策を統括しました。

2018年7月には総務省公務員部長となり、

人事制度や公務員改革を所管する立場で、中央省庁と地方公共団体双方の人材マネジメントに関与しました。

同年11月に総務省を退官し、翌2019年春の福井県知事選挙に向けた準備に入ったとみられます。

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杉本達治氏の政治家としての経歴

官僚を退官した杉本氏は、

2019年の福井県知事選へ立候補して初当選し、2023年には再選を果たしました。

ここでは、知事としての経歴を時系列の一覧で整理します。

出来事
2019年4月福井県知事選挙で初当選(前副知事・無所属新人として出馬)
2019年4月23日第19代福井県知事に就任
2020〜2022年「幸福度日本一ふくい」を掲げ、子育て支援や教育投資、企業誘致などを推進
2023年4月9日福井県知事選で再選(2期目)
2024年3月北陸新幹線の福井県内延伸開業に合わせた観光・産業振興策を展開
2024年10月都道府県幸福度ランキング2024年版で福井県が6回連続総合1位を獲得
2025年10〜11月県職員からセクハラ通報。外部弁護士による特別調査委員会が全庁調査を実施
2025年11月25日セクハラに該当する不適切メッセージを送ったと認め、責任を取って辞職の意向を表明

2期目途中での辞職表明となり、県は50日以内に知事選挙を行う必要があります。

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初当選

2019年の福井県知事選は、現職の西川一誠氏と新人の杉本達治氏、さらに共産党系候補による三つどもえの構図となり、

自民党支持層が割れる「保守分裂選挙」となりました。

選挙の結果、杉本氏は約22万票を獲得して初当選し、戦後7人目・16年ぶりの新知事となりました。

この初当選により、

「中央省庁出身の官僚知事」が誕生し、福井県政のトップは西川県政から杉本県政へとバトンタッチされました。

杉本達治氏の家族構成は?

・妻・二人の子(息子と娘)の四人家族

妻は、一般の方で「メガネが似合う落ち着いた雰囲気の女性。」といった紹介もあります。

杉本達治氏の主要な出来事

「幸福度日本一ふくい」の推進

杉本県政の代表的なキーワードが「幸福度日本一」です。

福井県は、日本総合研究所が公表する「全47都道府県幸福度ランキング」で、

2014年版、2016年版、2018年版、2020年版、2022年版、2024年版と6回連続で総合1位となりました。

  • 教育分野:学力テスト上位、不登校児童生徒の割合の低さ、余裕教室の活用などが高評価
  • 子育て環境:待機児童率の低さ、三世代同居率の高さなどが指標に反映
  • 仕事・生活:女性の就業率の高さ、安定した雇用環境がプラス要因

杉本氏は、インタビューなどで「客観的な幸福度指標と、県民の主観的な幸福実感の両方を高めたい」と語り、ウェルビーイングの観点から福井県の魅力発信を進めていました。

北陸新幹線延伸とまちづくり

2024年3月、北陸新幹線が福井県内まで延伸し、福井〜敦賀間が新幹線ネットワークに組み込まれました。

このプロジェクトに向けて、杉本県政は観光戦略やビジネス誘致、二次交通の整備など、多方面で準備を進めてきました。

新幹線開業によって、首都圏から福井へのアクセス時間が短縮され、観光需要や企業立地の拡大が期待される状況でした。

杉本氏は「ふくい新時代」というスローガンで、人口減少社会の中でも地域の活力を維持しようとしてきたと評価されます。

セクハラ通報と辞職表明

一方で、2025年に入ってからは、セクハラ通報問題が県政の大きな焦点となりました。

県は2025年10月、県職員から「不適切なテキストメッセージを送られた」との通報が4月に寄せられていたと公表し、

外部弁護士3人による特別調査委員会を設置して全庁調査を進めていました。

11月25日の会見で杉本氏は、通報者や他の職員に対して

「セクハラに該当する不適切なメッセージを送った」と認め、「相手を深く傷つけた」「極めて重く責任を感じている」と述べました。

また、調査結果の取りまとめが年明け以降になる見通しで、

予算編成や人事など県政運営への影響が大きくなると判断し、このタイミングで知事職を辞する決断に至ったと説明しています。

  • 不適切メッセージの具体的な内容は、県や報道機関は公開していない。
  • 本人は「セクハラと思われるメッセージを送った」との認識を示し、全面否定はしていない。
  • 今後、特別調査委員会による報告書が公表される予定

まとめ:杉本達治氏の経歴は?

岐阜県立多治見北高校から東京大学法学部へ進学し、1986年に旧自治省へ入省したエリート官僚

地方自治体の財政担当や過疎対策、文化振興など幅広い行政分野を経験し、福井県総務部長、副知事を歴任

総務省消防庁国民保護・防災部長、公務員部長など、全国レベルの防災・人事政策を担うポストも務めた。

2019年の福井県知事選で初当選し、2023年には与野党の一部から幅広い推薦を受けて再選。2期目途中まで県政をリード

2025年、県職員へのセクハラに関する不適切メッセージ送信が通報され、特別調査委員会の全庁調査が進む中で、自ら行為を認めて責任を取り辞職を表明

地方行政と中央官庁の両方でキャリアを積み、

福井県の幸福度向上や新幹線延伸といった大型プロジェクトを牽引してきた知事でした。

一方で、ハラスメントに対する感覚の甘さを問われる形で県政のトップを辞する決断となり、

功績と問題の両方が強く対比される経歴となりました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

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