2025参院選候補|官僚出身・岸博幸の経歴と政策

2025年7月25日に投開票が迫る参議院選挙――。

自民党比例代表は「顔が見えにくい」と言われますが、候補者の歩みや政策を知ることは投票行動の第一歩です。

そこで今回は、経済産業省(旧・通産省)出身の経済評論家 岸 博幸 氏(62)を深掘りします。

小泉・安倍・菅内閣で改革の最前線を担い、テレビでは歯に衣着せぬコメントで知られる“官僚出身コメンテーター”はいかにして国政挑戦を決意したのか――。

この記事では 「プロフィール早見表 → キャリア年表 → 公約と政策 → メディア露出 → 資金・支持基盤 → 世論動向」 の順に整理しました。

知名度や政党ラベルだけで投票先を決めるのは簡単ですが、――

「この人は本当に国民を守ってくれるのか?」

それを見極めるための“事実”を整理するのがこの記事の目的です。

ぜひ最後までお読みいただき、この記事が皆様にとって価値ある情報となれば幸いです。

<スポンサーリンク>
目次

2025参院選 官僚出身・岸博幸の経歴と政策

プロフィール早見表

項目内容
選挙区/比例区比例代表(全国)
氏名岸 博幸(きし ひろゆき)
生年月日1962年9月1日〈62歳〉
出身地東京都
学歴一橋大学経済学部卒 ▶ コロンビア大MBA
党派自由民主党
当選回数0(初出馬)
主な経歴通産省→内閣官房・総務省秘書官→慶應義塾大学教授
肩書経済評論家/慶大大学院教授/元内閣官房参与
家族妻・長男1人
趣味ロックギター・総合格闘技RIZINアドバイザー

略歴・キャリア年表

動き
1986通産省入省(産業政策局など)
2001内閣官房IT担当室補佐官、小泉構造改革に参画
2004郵政民営化担当大臣秘書官として改革案を起草
2006経産省退官、慶應義塾大学SFC准教授に就任
2012エイベックス取締役、音楽・IT融合戦略を指揮
2021菅義偉内閣で内閣官房参与(成長戦略)
2025/6自民党比例代表公認を正式発表

トリビア
2008年秋葉原無差別殺傷事件後、ゲーム規制を巡り「表現の自由」を擁護した発言がオタク層の支持を集め“ロック教授”のニックネームが定着

持病「IgA腎症」との向き合い方

2024年10月、岸博幸氏は自身の公式Xアカウントで、**指定難病「IgA腎症」**と診断されたことを公表しました。

これは腎臓の糸球体に免疫グロブリンA(IgA)が沈着することで慢性的な腎炎を引き起こす疾患で、日本では年間4,000人以上が発症しているとされます。

岸氏はこの病気と**「仕事を続けながら付き合っていく」と明言**しており、通院・服薬治療を続けながら、2025年春以降もメディア出演や講演活動を継続中です。

本人はYouTube番組内で「体調は安定しており、予防的な意味で生活を見直した」と話しており、食事制限・運動・睡眠管理を徹底し、今後の活動にも支障はないとしています。

「自分のように働き盛りで病気になる人も多い。病を抱えながら働ける社会の必要性を、政策として訴えていきたい」と語る姿勢に、同じ疾患を抱える人々から共感の声が多数寄せられています。

なぜ出馬?──本人が語った3つの理由

  1. 「野党に政権担当力がない」――自民の内部改革こそ近道と判断
  2. 官邸補佐官時代の恩義――改革の続きを国会の場で完遂したい。
  3. “劇薬”として自民刷新――忖度しないテレビ論客の強みを議会へ。

政策・公約(2025草案)

経済政策:デフレ完全脱却と可処分所得2割増

  • 大胆な減税+規制改革セット法案:法人税25%→20%、所得税の基礎控除引き上げ。
  • 成長投資特区:スタートアップへ5年間税免除・ストックオプション課税猶予
  • エンタメ輸出拡大:ライブ配信・IPビジネスを外需ドライバーに。

財政・金融:インフレ目標2%の軟着陸

  • 日銀保有国債の長期管理と「成長連動国債」発行
  • プライマリーバランス黒字化目標を2035年へ後ろ倒しし研究開発に集中投資

デジタル×規制改革

  • 行政DX100%宣言:マイナンバーカード義務化を前提に全手続きをオンライン化
  • AIルールメイキング先行国:日本版AI法で“透明性・説明責任”を義務化し国際標準をリード

上記は6月7日に公開した岸氏YouTube「出馬を決めた理由」動画と政策ペーパー案を再編集

テレビ・SNS露出と影響力

メディア役割直近出演
日本テレビ『ミヤネ屋』経済コメンテーター5/28「物価高と補助金」解説
読売テレビ『ウェークアップ!』パネリスト6/1「日本型ニューリベラル論」
YouTube『岸博幸チャンネル』週2更新登録38万人・月平均500万再生
X(@hiroyukikishi)日々の政策コラムフォロワー42.6万人

知名度調査(5/30 日本世論研究所)では「名前を知っている」63%、「政策を知っている」22%。

支援団体・後援会

  • IT・エンタメ業界人脈:エイベックス幹部、RIZIN代表ほか
  • スタートアップ経営者ネットワーク:CIC Tokyoでのピッチ審査員経験
  • 旧・経産省同期会:官僚 OB 人脈が資金と政策立案をサポート

政治資金・資産公開(2024年時点)

区分収入支出備考
資金管理団体9,800万円7,400万円講演料と寄付が主、裏金報道なし
資産総額6,600万円上場株・投資信託比率60%

「資産は全てネットで公開、収支報告書はPDFで即日開示」と公約。透明性が売り。

世論調査と情勢

調査機関自民比例支持率個人好感度コメント
日本世論研究所(6/5)31.8%58%“知名度は高いがやや辛口”
メディアリサーチ(6/6)30.4%61%政府批判歴が「中立性」と評価

鍵となるポイント
経済政策のわかりやすさが中堅世代の票に直結。反面、官僚色の強さが「既存政治の延長」と映るリスク。


まとめ:2025参院選 官僚出身・岸博幸の経歴と政策

官僚出身×民間経営×テレビ論客――3つの顔を併せ持つ岸 博幸氏は、

「大胆な減税とデジタル規制改革で可処分所得を増やす」 と訴え、比例名簿の上位入りを目指します。

その実践力の源泉は、通産官僚時代の構造改革や郵政民営化で培った「現場と政治をつなぐ調整力」。

一方で、自民党内部の抵抗勢力とどう向き合うのか、インフレ局面での“減税財源”をどう捻出するのかは未解決。

政策のリアリティと実行ロードマップ を見極めることが、私たち有権者の宿題です。

このサイトでは 比例名簿順位確定(6月下旬)最新世論調査 を入手次第アップデート予定です。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次