2025年台風2号 米軍情報で東京最接近はいつ？備え完全ガイド

－ － － － － 以後の内容は、2025年6月23日15時の過去記事となります。－ － － － －

6月下旬、太平洋は平年より高い海面水温に覆われています。

その中で発生した2025年台風2号（国際名：セーパット）は、米軍合同台風警報センター（JTWC）が

” 6月25日未明、東京湾南方沖を通過後に東へ抜ける ” と予測。

首都圏には“直撃”こそないものの、梅雨前線の活性化で線状降水帯レベルの豪雨が懸念されています。

時刻帯Ｚ：＋9時間　例２５／０６Ｚは、25日１５時

この記事では「一番正確」と評判のJTWC進路図を軸に、気象庁・欧州モデルとの比較、影響シミュレーション、そして読者の皆様が今日からできる備えをお届けします。

ぜひ最後までお読みいただき、この記事が皆様にとって価値ある情報となれば幸いです。

2025年台風2号 米軍情報で東京最接近はいつ？

米軍JTWCとは？精度が高い3つの理由

• 1分平均風速を採用し、実戦レベルでの強風判定が細かい。
• 6時間ごとに警報文（Warning）と進路図を同時更新
• 衛星・ブイ・ドローンデータを含む多国籍観測網をリアルタイム統合

最新警報 NR004（6月23日09時JST(日本時間））

時刻	位置（北緯/東経）	中心気圧	最大風速	進行方向/速さ
23日09時	25.9°/143.9°	1002 hPa	35 kt	北北西15 kt

48時間後（25日06時）： 北緯33.4° 東経139.9°付近＝東京湾南方約120 kmを通過後、急速に東北東へ。

ポイント

・JTWCは終始「熱帯低気圧化せずに海上を進む」シナリオを維持
・上陸シナリオは排除しつつも、関東平野を巻き込む湿舌（南風の暖湿流）を強調

気象庁・ECMWFとの比較

機関	コース	勢力評価	雨の主因
気象庁	八丈島南で熱低化し東進	30 m/s以下	梅雨前線+湿舌
ECMWF	房総沖をかすめ北海道沖で温低化	30 m/s前後	前線+台風本体
JTWC	東京湾南方を北上後、犬吠埼沖を東進	35 kt維持	台風本体+前線

• 見解差は「何時に弱まるか」。
• 経路そのものは3機関とも“陸地回避”で一致。

想定される影響：最接近前後に警戒すべきポイント

大雨：線状降水帯リスク

• 24日夜〜25日午前、関東南部で総雨量150 mm超のモデル値
• 湾岸低地や内湾河川は外水氾濫に加え**内水氾濫（二重洪水）**のおそれ
• 地下鉄出入口・地下商業施設は事前に止水板を確認

暴風・高波：上陸なしでも油断大敵

• 最大瞬間風速25〜30 m/s：東京ゲートブリッジ、アクアライン横風規制の基準値
• 東京湾沿岸は**半日潮（25日03〜05時）**で高潮が1 m前後上乗せ予測
• 館山〜いすみ外房は4 m級の南東うねり

交通・ライフライン

区分	影響時刻	想定される措置
JR東日本	25日始発〜午前	在来線・湘南新宿ライン間引き運転
私鉄各社	同上	地下区間中心に遅延
首都高湾岸線	25日未明	全面または区間封鎖の可能性
羽田空港	早朝便	離着陸遅延・一部欠航
電力	24日深夜〜25日	強風倒木による停電（千葉・神奈川沿岸）

TBS NEWS DIG雨風シミュレーションも25日深夜3時～6時を最大ピークと解析。

まとめ：2025年台風2号 米軍情報 東京最接近はいつ？

今すぐできる5つの備え

• 24日中にベランダ・車周りの飛散物を固定
• モバイルバッテリー・ライト類を100％充電
• 25日午前は在宅ワーク・時差出勤で移動回避
• 河川ライブカメラや防災アプリで水位変化を常時チェック
• 避難情報はプッシュ通知ON＋家族間共有

情報は必ずJTWC・気象庁の公式サイトで最新を確認し、早めの行動計画を。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。